静岡の街なかが、劇場に変わる
ゴールデンウィーク後半の静岡市街地は
未知との出合いや、思わず立ち止まり、感動する自分に出会えるような
驚きに満ちた場所=劇場に変貌する
舞台ファンから親子連れまで
老若男女すべての方におすすめできるアウトドア劇場体験
ゴールデンウィーク、日本中でいろんなイベントが開催されていますが、おそらく静岡市、駿府城周辺で巻き起こるこの「ストレンジシード静岡」は、唯一無二のフェスだと自負しています。街の至る所で同時多発的に演劇やダンス、パフォーマンスが、その場所を占拠し、その日だけの劇場をつくります。太陽が照明、風の音が音楽に、通行人がエキストラになります。異化効果という言葉がありますが、風景の異化、日常の異化が、自然と行われる不思議な4日間になることでしょう。舞台は限られた人たちのものではなく、もっと開かれそして進化していくものであってほしい。そう願ってやみません。ぜひあなたも観客であり出演者になってしまうこのフェスに参加してみませんか?
プログラム・ディレクター
ウォーリー木下
プログラムディレクター:ウォーリー木下
コンセプター:甲賀雅章
運営・制作:佐和ぐりこ、若林康人、高橋ゆうき、渡辺亮史、蔭山ひさ枝、甲賀雅章、菅井一輝
広報:森隆一郎
アートディレクター:山口良太
写真:山口真由子、河西沙織
イラスト:しりあがり寿
主催:静岡市
共催:SPAC-静岡県舞台芸術センター
静岡出身の漫画家・しりあがり寿氏が手がけたストレンジシード静岡のシンボルキャラクター「おたねちゃん」です。 静岡市街にまかれたアートの種が芽を出して、根を張って街に根付いて実っていくことを願って、成長して行きます!
1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。
1993年、神戸大学在学中に劇団☆世界一団を結成。現在はsunday(劇団☆世界一団を改称)の代表で、全ての作品の作・演出を担当。戯曲家・演出家として外部公演も数多く手がける。他にも演劇祭のプロデュース(OSPF/大阪ショートプレイフェスティバル、PLAYPARK、多摩1キロフェス)もつとめる。またノンバーバル(無言劇)パフォーマンス集団・The Original Tempoのプロデュース・演出を行い、最近では海外からも注目を集めつつある(2005年・韓国/春川国際演劇祭招聘・台湾/台北芸術村招聘、08年・エジンバラ演劇祭、09年6月シンガポール/Esplanade Theater シンガポールアーツフェス招聘、8月ロンドンBAC コメディフェス招聘、およびエジンバラ演劇祭に全日程参加)。近年ではハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、ミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣」、「MANGA Performance W3」など、様々な分野で演出家として活躍中。