ストレンジシード静岡では、2019年と2021年に駐輪場や人工池といった静岡の日常の風景を舞台にして演劇作品を上演したロロ。本作は、主宰の三浦直之が、東京芸術祭 2023での上演を皮切りに、各地の⼤学⽣、および公共劇場での市⺠参加作品のために書き下ろす群像劇。
50名以上の登場人物のプロフィールと、“彼ら”にまつわる短いエピソードをもとに構成された、オムニバスストーリーを上演する。
日常の一コマを何遍も積み重ねた先に浮かび上がるのは、時代や街、あるいは、わたしたちが生きている世界そのものかもしれない。
募集は終了しました
ストレンジシード静岡2024
コアプログラム
ロロ・三浦直之演出作品
オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト
『パレードとレモネード』
出演者募集
50名以上の登場人物が織りなす無数の物語
東京芸術祭 2023 直轄プログラム FTレーベル
ロロ「オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)」(撮影:阿部章仁)
オムニバス・ストーリーズ・プロジェクトとは?
三浦直之が書き下ろした50のキャラクターと全国を旅する上演プロジェクト。
「防犯⽤のカラーボールを投げてみたいコンビニ店員」
「祖父の形見のハンマーを持ち歩く妊婦」
「免許の返納に悩む喫茶店のマスター」
「雑談講座の講師と生徒」
用意されているのは【氏名】【年齢】【エピソード】が記された各キャラクターの300字程度のプロフィール、そして1キャラクターにつき1ページの台本のみ。
ロロの本公演では光の当てられることのなかった物語未満の営みを掬い上げ、実験的にオムニバス形式で紡いでいく。
これまでのストレンジシード静岡でのロロ
ストレンジシード静岡2021
窓辺『ちかくに2つのたのしい窓』ストレンジシードver.
離れた土地で暮らす人たちの、ある一晩のビデオ電話を切り取った連作短編通話劇。
YouTubeLiveで生配信した作品をリクリエーションし、ストレンジシードver.として、生中継で2つの会場を繋いで上演した。
ストレンジシード静岡2019
『グッド・モーニング』ストレンジシード静岡2019ver.
高校の駐輪場を舞台にした『いつ高』シリーズの短編を、本物の駐輪場を上演場所にし、リクリエーションした作品。
募集概要
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- 出演者・スタッフ
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テキスト・演出:三浦直之(ロロ)
出演:亀島一徳(ロロ)、篠崎大悟(ロロ)、大場みなみ、田中美希恵、端田新菜(ままごと)
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- 公演日
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2024年5月4日(土・祝)~6日(月・振休)(1日1回、計3回)
+5月3日(金・祝)ゲネ1回
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- 公演会場
- 静岡市内 野外での上演
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- 参加スケジュール
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4/25~5/2、5/3ゲネ、5/4〜6本番
静岡市内での稽古を予定
4/25~28:夜(予定)
4/29~5/2:午前〜午後 4〜6時間程度(予定)
5/3~6:ゲネ、本番
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- 募集内容
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1〜5シーン程度(変更アリ)に参加してくれる出演者。
※簡単な踊りや、短いセリフを言う可能性があります。
※経験は不問です。
※年齢、性別は問いません。(ただし18歳未満の方は保護者の同意が必要です)
※障がいの有無は問いません
※障がいをお持ちで介助を必要とする場合は、介助者と一緒にご参加をお願いします
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- 応募資格
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・舞台づくりに興味がある方
・日本語でコミュニケーションが取れる方(国籍は問いません)
・上記稽古期間・本番日程に参加できる方(上記日程で参加できない日時があれば応募時にご記入ください)
※18歳未満の方は保護者の同意が必要です。
※申し込み後に身体状況の確認をさせていただく場合がございます。
※対象でない方で、参加を希望される場合は問い合わせ先までご相談ください。
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- 参加費
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無料
(稽古・本番時の交通費・宿泊費等は自己負担となります。)
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- 応募方法
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下記の内容を応募フォームにてお送りください。
※フォームでの動画提出が難しい場合は事務局 boshu@strangeseed.info に添付してお送りください。
<入力項目>
・氏名(フリガナ)
・生年月日、年齢
・住所
・電話番号(携帯も)
・メールアドレス
・勤務先名or学校名
・保護者氏名(未成年)
・舞台芸術の経験
・特技
・顔写真
・稽古に参加できない可能性がある日程
・備考(同伴者の有無や、稽古・本番時に必要なサポートなどあれば教えてください)
・審査動画URLまたはファイルアップロード
<動画審査>
30秒以内に自分の好きな「もの」「こと」について自由に話してください。
※動画の提出が難しい場合は600字以内で自分の好きな「もの」「こと」についての文章をお書きください。
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- 応募期間
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2023年12月25日(月)~2024年2月29日(木)
※書類選考後、3月末を目途に結果をお知らせいたします
募集は終了しました
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- お問い合わせ
- boshu@strangeseed.info
個人情報の取り扱いについて
※応募者より提供された個人情報は、本募集にかかるストレンジシード静岡事務局からの返信や連絡に必要な場合にのみ限定して利用させていただき、これらの目的以外には使用いたしません。
三浦直之
みうら・なおゆき
宮城県出身。ロロ主宰。劇作家/演出家。2009年、主宰としてロロを旗揚げ。「家族」や「恋人」など既存の関係性を問い直し、異質な存在の「ボーイ・ミーツ・ガール=出会い」を描く作品をつくり続けている。古今東⻄のポップカルチャーを無数に引用しながらつくり出される世界は破天荒ながらもエモーショナルであり、演劇ファンのみならずジャンルを超えて老若男女から支持されている。ドラマ脚本提供、MV監督、ワークショップ講師など演劇の枠にとらわれず幅広く活動。2019 年脚本を担当した NHKよるドラ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』で第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞脚本賞を受賞。
ロロ
劇作家・演出家の三浦直之が主宰を務める劇団。2009年結成。古今東⻄のポップカルチャーをサンプリングしながら既存の関係性から外れた異質な存在のボーイ・ミーツ・ガール=出会いを描き続ける作品が老若男女から支持されている。15 年に始まった『いつ高』シリーズでは高校演劇活性化のための作品制作を行うなど、演劇の射程を 広げるべく活動中。主な作品として東京芸術祭 2021参加作品『Every Body feat. フランケンシュタイン』(21 年)、『ロマンティックコメディ』(22 年)、『BGM』(23年)など。