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青空の下で楽しめる
“ピクニックのような”ストリートシアターフェス

ストレンジシード静岡2020the Park 閉幕いたしました。
感染症拡大に対する予防を考えての実施、ひとまず何事もなく終えれたことにホッとしています。出演者、観客、スタッフ、関係者、全員の協力のおかげです。
感謝の重みがいつもとは少し違うフェスになりました。
皆様ありがとうございました。

こういう状況だからこそ生まれた表現がいくつもありました。
それは“コロナだから仕方ない”ということではなく、この社会状況にコミットしながらも、さらに表現として一歩踏み込んだものだったと思います。
それはオンライン作品にも感じました。パフォーミングアーツが映像というメディアを使ったときの妥協や代替物ではない、新しい表現に溢れていました。
こういうオンラインフェスはそれはそれでもっと見たいと思えたことが嬉しかったです。

静岡の街は、1日目は灼熱、2日目は途中から雨と、野外ならではのコンディションでした。演目一つ一つ、その場にいた人たちとの一期一会、二度とない瞬間、野外の上演はより一層、舞台表現のライブ性をむき出しにします。そこに立ち会えることはかけがえの無い出会いです。出会いを制限されるこの時代に、それがなぜ必要なのか、そのヒントがたくさんありました。
また僕自身、演劇を作る人間として、感じいる瞬間もたくさんありました。
例えば技術というのは、万人に届けるために使うのではなく、たった一人でもいいからその人の心の奥深くに突き刺さるその深度を上げるために使うものなんだなとか。

ともかく、まだ油断はできません。
でもこうしてゆっくりと前に進みましょう。と、ささやかながら、静岡の街から、オンラインから発信できたのではないでしょうか。
これからもよろしくお願いします。オンライン作品はまだ1週間ほど見れますのでぜひ。
ご来場いただいた皆様の健康をお祈りしています。
何かあればご連絡ください。
またそれぞれの場所で会いましょう。ありがとうございました。

ストレンジシード静岡2020 the Park
フェスティバルディレクター
ウォーリー木下

開催概要

シルバーウィークに
「ストレンジシード静岡」が帰ってくる。

駿府城公園とその周辺で、青空の下で楽しめる
“ピクニックのような” 演劇祭を開催します。

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